【就活生にまず始めてほしい”軸探し”とは?①】

 

【就活生にまず始めてほしい”軸探し”とは①】

~サマーインターンを終えたら次は何?早期内定を獲得した4年生が語る就活セミナーの報告~

 

 

9月23日、有志で集まってくれた18卒の先輩が
これから就活を始める3年生に対して就活セミナーを開きました。

9月の終わりの時点で就活に対して漠然とした不安を
抱いている3年生は多いのではないでしょうか。

特に何から始めればよいのか分からないという悩みを持っている人が多くいます。

この悩み根底には、
自分なりの就活のゴールを設定できていないという問題があります。

今回のセミナーではこの問題を解決するための効果的な取り組みとして
”自分の軸探し”について4年生に語って頂きました。

そもそも”自分の軸”という言葉について3年生はどれぐらい理解しているでしょうか。
たいての3年生は何となくでしか聞いたことがないと思いますが、”軸”の理解はとても大切です。

そこでまずは”軸”とは何か、先輩の話を聞いて理解を深めましょう。

 

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端的に言えば
”軸”とは、自分にとって良い企業を探すうえで必要不可欠な柱のことです。

 

自分にとって良い企業とはなんでしょう。
私たちは就活の経験から下の二つを兼ね備えた企業だと考えます。
①自分のしたいことが出来る企業
②自分の価値観に合う企業

 

①自分のしたいことが出来る企業

今3年生の中で、将来何をしたいのか、
どんな職業に就きたいのか決まっている人はどれぐらいいるでしょう?
将来何をしたいのか決まっている人は、
どんな業界に行きたいか、どんな職種に就きたいか見えている人が多いです。

将来やりたいことが決まってる人にとっては、将来やりたいことができる企業は
自分にとって良い企業と言えるでしょう。

②自分の価値観に合う企業

それでは将来やりたいことが決まっていない・漠然としている人は
何を基準に企業を選んでいけばよいのでしょうか?

将来の自分が見えないのであれば、今の自分の価値観を大切に企業を選ぶという方法があります。
今の自分(過去の積み重ねでできた自分)が働くうえで大切にしていきたいことはありますか?
その価値観に合う企業が自分にとって良い企業と言えるでしょう。

 

この二つの軸を紹介しましたが、どちらから見つければよいかは、
あなたが将来やりたいことが見つかっているかどうかで判断できます。

将来やりたい仕事が見つかっている人は、
①自分のしたいことが出来る企業を探す。
将来やりたいことが見つかっていない人・漠然としている人は、
②自分の譲れない部分を知る・価値観に合う企業を探す。

どちらのルートからスタートするかについて述べましたが、
最終的にはどちらも考え抜く必要があります。
2つの軸を兼ね備えた企業が自分にとって最善の企業だからです。

 

 

【軸がないとどうなる??】

・選考に落ちる
自分なりの軸がない人は他の人と自分は違うという主張ができません。
ありきたりな自己PRや志望動機になってしまい、個性や独自性のないES・面接になってしまいます。
自分の軸は就活の選考において聞かれる項目でもありますので、
自分の軸を語れるかどうかは選考に通るかどうかの決め手でもあるのです。

・終わりが見えなくなる
また就活には終わりがありません。終わりを教えてくれる人はいません。自分で終わりを決めるのです。
しかし軸のない人はもっといい企業があると思ってやめられなかったり、
就職先をどこにすればよいのか決められず悩み続けたりして、
延々と就活を続けるか。みんなが終えたから終わろうという曖昧な判断をしてしまいます。
自分なりに納得したうえで就活をスマートに終えるために軸はとても大切なのです。

 

【軸はなぜ就活において大切なの??】
①道しるべになる
業界や業種様々でありとあらゆる企業を片っ端から受けていくことはできることではありません。
自分にとって優先順位の高い企業や自分にとって良いと言える企業を
選んでいくうえで軸は自分を導く指標となります。

②選考の決定打になる
選考が進んでいく過程で必ず企業に質問されることが、
どうしてウチが一番なの?他の企業じゃダメなの?という質問です。
この質問に答えるには、同じような製品を販売している他社ではなく、御社でなければならない
理由を語らなければなりません。その理由を語るにはやはり、自分なりの企業を判断する軸が
欠かせないのです。軸がないと曖昧かテンプレート的な答えしか出せず、
選考に落ちてしまいかねませんが、軸を持っている人は自分の考えを自分の言葉で伝えることが
出来るため選考での決定打となります。

 

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このように就活を終えた4年生にとって振り返ってみれば”軸”というものは
就活においてとても重要な役目を果たしていました。

自分なりの”軸”を見つけること・探すことを怠らずめげなかった人が
就活をうまく乗り越えられるのではないでしょうか。

問題を自分で見つけ、自分なりの答えを見出さなければならない超難題ともいえる
作業ですが、これから就活をはじめる3年生にはぜひ自分の”軸”と向き合う時間を大切にしてほしいです。

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