IR資料ワークショップ

 11月30日、金融リテラシーのセミナー講師や投資家として活躍している羅愛貴さん(早稲田大学商学部4年生)をお招きし、IR資料ワークショップを開催しました。
羅さんは高校時代から株式を通じた企業分析をはじめ、どんな企業でもガラスを通して中を見るように解説してくれるプロ顔負けのスキルの持ち主です。
・日本証券新聞記事寄稿
・中央大学法学部 講演会講師「金融リテラシーについて」
など、多方面で活躍されています。
ワークショップでは、IT資料という投資家向けの企業情報をどのように
見れば投資や就活の際に役立てるのか教えて頂きました!
コンビニ2社を具体例に、経営戦略の違いを考えるワークをしたり、
実際に投資家として目を養う方法などを学びました。
参加してくれた学生さんからはこのようなコメントを頂きました!
・企業研究の仕方が分かった!
・投資をする際に何を調べたら良いのか、詳しく知ることができた。
・企業の比較の仕方・戦略、四季報の具体的な見方などの説明がわかりやすかったです。
投資に興味を持っているけれど、実際に何をすればいいのか分からないと思っていた学生も羅さんのお話を聞いて次へのステップを学ぶことが出来たと思います。またIR資料は就活をしていく上でも役に立ち、就活生はIRの活用方法を学ぶことができました。
今回は投資に興味のある学生や就活生に対してIR資料の活用法を教えて頂きました。
ミンスタでは他にも様々なセミナーをしているので、ぜひ気軽に足をお運びください!
【特別講師】
羅羅愛貴さん(早稲田大学商学部4年生)
・日本証券新聞記事寄稿
・中央大学法学部 講演会講師「金融リテラシーについて」
など金融リテラシーのセミナー講師を務め、投資家でもあり学生起業家としても活躍中

株式会社アプリ – 学生が企業と取り組む マーケティングの改善

 

最近、学生と企業の接点と言えば、まずインターンシップを思い浮かべるが、学生はややもすると一方的に企業側のコンテンツを押し付けられがちである。そうすると、学生にとってはスキルアップにつなげたり、自身の潜在力を確認することができない。

一方、学生と対等の関係をつくり、学生の力を引き出すプロジェクトを上手く運営している企業もある。今の学生は、情報量、活動量も多く、戦力になる可能性を十分に秘めている。ましてや学生が当事者にもなりうるビジネスであるならば、学生の視点は非常に重要であり、学生は積極的に参加すると良いだろう。

今回、学生と上手くコラボしている、観光分野を中心にした人材サービス会社アプリ社の販促品開発会議を直撃取材した。

 

販促品開発プロジェクト・キックオフ

 

─去る8月某日、新宿にあるアプリ本社の会議室には、事業部、広報のスタッフと学生7名が集結していた。学生メンバーとはこの時が初対面で、今日はプロジェクトの説明を行う日のようだ。

 

アプリ:こんにちは、私は当社でいくつか事業部がある中で、リゾート事業部を担当しております。リゾート地にある旅館やホテルなどに、弊社でご登録いただいたスタッフさんの紹介先を開拓する営業の主任をやっています。実は、私もリゾートバイトの経験者で、熱海と下田と箱根に行き、ホテルで住み込んで働いた経験があります。

今回、リゾート事業部の販促品をお考えいただくのですが、実際のスタッフさんはどういった気持ちなのかというご質問にも、細かくお答えできると思いますので、何でも聞いてください。

 

事業概要の説明

 

アプリ:社名からアプリケーションのアプリと間違われたりしやすいのですが、改めてどんな会社なのかを説明していきたいと思います。当社は株式会社アプリといいまして、英字表記だとAPPTLI。こちらは、我々が作った造語でして、アプリカント=応募者とレセプショニスト=接客係、あとは、プロフェッサ=専門家この3つの単語から作った言葉です。

応募者や、接客に心を向けながら人材サービスの専門家になろうという意味です。設立は2002年の3月なので、今年でちょうど丸15周年です。社員数は、グループ会社を含めて現在124名なのですが、実はここ3年くらいで倍増しています。

事業内容を一言でいうと、人材派遣・人材紹介の会社です。主にリゾート地に特化しており、他にも留学・ワーキングホリデーのサポート、訪日旅行客の支援などもやっております。企業理念は、『若者に価値あるchallengeを』と掲げています。

その意図としては、若者が多様な価値感、豊かな人間性、タフなメンタリティを身につけるためのチャレンジの場を提供すること。元々20代の方が多くて、その方々のチャレンジとは、しっかりお金をためて次のステップへ向かうことなので、そのような方の背中を押してあげようという想いを我々は常に持ちながら事業をしています。

企業理念を実現するため、昨年に2つのサービスが始まりました。それが、『Tokyo Dive』と『Global Dive』です。Tokyo Diveは、名前からもわかるように上京のお手伝いをするサービスです。Global Diveに関しては、留学・ワーキングホリデー・バックパッカーのサポートをしています。

この3つの柱なのですが、この新しい2つのサービスができたおかげで、「リゾートで働いた後に東京で働きたい」「海外で英語を学びたい」という声が登録スタッフさんから上がってくるようになりました。ワンストップでサービスを受けられるという声や、相談していた当社スタッフに続けて相談できるなど、とても好評をいただいています。こういったサービスを提供するだけではなく、留学から帰ってきて、これからの仕事どうしようかなという相談にも乗っています。

こうして色々な若者のチャレンジを繋ぐことができるのですが、我々は、この1サービスを提供することを1カウントとして、『つなぐチャレンジ』というプロジェクトをやっています。そして、2025年までに100万チャレンジを目指しています。

 

会社が大切にしていること

 

 

アプリ:当社が大切にしていることは、「当たり前のこと」をやること。アプリにとっての当たり前とは、コミュニケーションです。特に大切にしているのはスタッフさんとのコミュニケーションですね。実際にどんなことをしているのかというと、仕事に入る前の準備物の案内はもちろん、飛行機・新幹線・高速バスなどの予約を取り、自宅からの経路を希望に沿って細かく相談にのります。

また、地元を離れて不安を感じる方も多いので、そういった不安を少しでも和らげてもらうために、営業社員は定期的に電話をしたり、実際に職場へ会いにも行きます。東京本社で近い場所でいうと箱根や熱海。遠い場所だと長野まで行き、「お仕事順調ですか」「不安な部分は無いですか」などをヒアリングします。その際には差し入れにお菓子を持って行ったりもします。

 

今回フィールドとして取り組むリゾートバイト事業とは?

 

アプリ:さて、いよいよリゾートバイトについて掘り下げてご説明したいと思います。リゾートバイトというのは、全国のリゾート地にあるホテルや旅館などで、寮に住み込みながら働くお仕事です。ですので、都市部の居酒屋でアルバイトするよりも、非日常的な体験ができます。

実際に、どんなお仕事をしているかというと、ホテルですとフロントやレストラン、旅館ですと仲居などです。あるいは接客が苦手な方は、ハウスキーピングや皿洗いなどの裏方をすることもあります。また、季節によりますが、夏は沖縄でマリンスポーツの受付をしたり、冬はスキー場でリフト係をするお仕事もあります。

お仕事の平均期間は大体3カ月程です。3カ月やってみて、この現場でもっと働きたいとなれば延長することも可能です。最終的には職場に正社員として就職した方もいます。

 

販促品を開発するミッション

 

アプリ:今回は、就業中スタッフさんの満足度向上、新規登録者への登録促進、この2点を踏まえて販促品を考えるのがミッションです。その際、つなぐチャレンジプロジェクトを訴求していくことも忘れないでください。

現在当社が扱っている販促品は、エコバックを活用したつなぐチャレンジのPRであったり、弊社サービスを記載したカレンダーです。ちなみに、誕生日タンブラーというものもありまして、こちらはスタッフさんの誕生月にお渡ししています。

 

会社のことをよく知る

 

ファシリテイター:皆さんが、今回のミッションに取り組むにあたっては、1つの船のクルーと思ってください。今回の皆さんのミッションは、今、まさに出していただいた課題に対して答えることによって、もっと販売促進することができるか、売上を伸ばすことができるか、スタッフさんの登録を伸ばすことができるか。

そして、リゾートバイトというもの自体が、もっと世の中で価値が高まり、それ自体が日本だけではなく世界にも広がっていくような、そういうようなものに、たった1つの販促品かもしれないのですが、つながっていくと思ってください。

では、そのためには、企業から課題をもらって一番最初にやらなければいけないことって何だと思いますか?

 

学生:業界分析でしょうか?

 

ファシリテイター:業界分析も大事。すごい当たり前で、そんなこといちいち聞くなよっていうかもしれないけれど、業界分析と同じくらい重要なことは?

 

学生:自社分析ですかね?

 

ファシリテイター:そう、自社分析と専門用語的に言っていただいたのですが、会社のことを知る、社員の方のことを知る。会社って元から箱みたいなものがあるわけではなくて、ある創業のメンバーの方たちが、起業するのが始まり。何かをかたちにするのが起業であり、それが、次第にお客様を得て、お金が流れて、社員の方が増えていって、1つのビジネスが始まる。

なので、すごく大事なのは、どういう想いで始まって、どういうことをやりたいのか、その会社のことをよく知ることが、すごく大事になります。

先ほどのつなぐプロジェクトでいえば、スマホでも見れますが、このようなサイト(https://apptli.co.jp/tsunaguchallenge/)もありますので研究してください。

では、みなさんの頭の中でイメージをしっかり持つため質問をしてください。

 

学生:1人何回くらいリゾートバイトに行かれるんですか?

 

アプリ:20カ所以上の現場に行かれている方もいます。また、同じ現場で長く続けたほうが、仕事を覚え直さなくて良いという考えの方や、色々な仕事を経験することで、先の目標を見つけたいという方もいます。リピーターの方も比較的多くいて、2〜3カ所に行っていただく方が多い印象です。

 

学生:面接のタイミングで、「私、海外に行きたいんです」っていう人は大体何割くらいでしょうか?

 

アプリ:最近は特に増えてきているように感じます。意外と海外志向の方が多くなり、「英語苦手なんですけど、色々な方と関わりたいという気持ちがある」という方もいて、3人面接すると2人くらいは海外に興味を持っている印象です。

 

ファシリテイター:ミッションは、社内資料では販促グッズ開発プロジェクトとなっていますが、これは当然、販促品というものを作らなければいけない。アイディアではなく作るということです。

 

学生:予算はどれくらいなんでしょうか?

 

アプリ:予算は1個200円くらいと考えてください。

 

学生:配布する数量はどれくらい?

 

アプリ:就業者向けでしたら、だいたい1万個くらいです。

 

ファシリテイター:今回の課題をよく理解するために、まず会社のことをよく知るということをやっていただきました。さらに、質問していただくことで、課題を明確にするということをやっていただいた。言葉って意外と難しくて、課題を出す側が言っていることと、受け取る側が認識していることが違っている場合がよくあります。

将来のビジネスの中では、せっかく考えたのに「いや、ちょっと違うんだよ」とか、いろんなことが起こります。なので、自分は課題を本当に理解できているのか、コミュニケーションをとって確認することが、ビジネスの上でもとても重要になってきます。

 

アイディアを出す

 

ファシリテイター:じゃあ、コミュニケーションを途中でもやっていただきながら、次は、一番大事なポイント、アイディアを出すことを最初にしていかなければならないのですが、アイディア出しには何が大事かというと、量が大事なんですね。グループワークとかで、アイディアを一番最初に皆で出す時、どれくらいの個数が必要か?

ビジネスでよく言われるのが100個。1人100個です。それぐらいの量を考えるということが、日常のシーンの中で与えられるいろんな課題や、クライアントからの課題に取り組むために必要です。実際に100個というのは、今回はいきなりやってくださいとは言わないですが、今与えられている『販促品を考えよう』というものについて、50個くらいのアイディアを考えることにトライしてください。

50個の考え方、アイディアの出し方なのですが、アイディアを考えていく時にすごく大事なのは、まず、今日皆さんここにいらっしゃるのは、大学生の方。で、自分っていう視点だけだと、自分としての好みとか、自分としての好き嫌いとか、自分が経験してきたことの中でしかアイディアが浮かんでこない。

そこで、視点をずらす。視点をずらすというのは、自分以外の年齢層、自分以外の性別、自分以外の国籍でもいいし、あるいは趣味でもいいし、違う人の視点にどれだけフォーカスできるかということがアイディアを増やしていく。自分を中心に考えると、その中で経験してきたことでいうと、10~20個くらいアイディアを考えるのが限界値です。さて、自分の視点をずらすのって、どうしたらいいと思いますか?

 

学生:やっぱり周りの人に聞いたりする。家族とか友人とか親しい人に聞いて、その人に視点をずらす。

 

ファシリテイター:良いと思います。他にありますか?

 

学生:アンケートとかを作って、ツイッターで発信します。

 

ファシリテイター:そうですね、今は便利なツールがたくさんあって、ソーシャルとかいろんなツールで繋がって、一緒に考えることができる。そういう意味では、アイディアシェア。たくさんの人と繋がって考える。そういうのはまさに、そこに参加してる人たちがみんなで考えるとすごい。
自分以外の人に聞くこと以外に、自分の頭の中だけでどうやってアイディアを増やすことができるか?

 

学生:あるものとあるものを一緒に組み合わせる?

 

ファシリテイター:いいですね、例えばどんなものを?

 

学生:例えば、よく使う日常品の文房具×行事とか、場所とか、そういう組み合わせを数多く考える。

 

ファシリテイター:要は、組み合わせという時に大事なのは、普通だと組み合さないものを組み合わせる。そういう日常品と場所とか、頭の中であえて異質なものを組み合わせると、面白いアイディアが生まれます。普段ありえないだろうと思うものを、あえてくっつけてみる。

そして、いろんなバリエーションをどんどんどんつくっていく。実現可能かどうかは、アイディアの中では1回忘れる。つまり、他の人が考えつかないようなものをどれだけ豊かに考えつくか、アイディアの量からそれは生まれてきます。

空間や、時間、シチュエーションの要素も重要ですね。場所のバリエーションを増やすのと、あとは季節などですね。冬の北海道のリゾートでもらうのが嬉しいものと、沖縄のリゾートで貰うのが嬉しいものは当然違う。他にも、人と人とが繋がる時に、誰かから何かを貰うとかっていう時に、どういう渡すきっかけがあるのか、シチュエーションです。どういうシチュエーションで渡すのか。

こうやっていろいろな切り口からアイディアを増やしていく。そうやって考えてくと、それぞれごとにアイディア50個なんてすぐに出ます。

この後に、ステップとして絞り込みが入ります。最終的に何をして、どのアイディアにするか決断しますか?

 

フィールドワークでアイデアを絞り込む

 

ファシリテイター:さて、次のステップ、ビジネスでは商品開発において重要視するのは、フィールドワークなのですが、実際にそれをやってみた時、そのアイディアの中で絞り込んでいく50個の中で最大3つに絞っていく。

その3つについてフィールドワークしてみた結果から、最後に1つに絞る。いろんな人に聞くでもいいし、いろんな人に類似品やプロトタイプを試しに使ってもらう。フィールドワークをやることによって、リアリティが生まれ、それを選ぶ人にとって、どんな人が、どんな使い方をするのかということを一緒に提案すると、根拠が生まれます。

なぜそのアイディアがいいと思っているのか、自分1人が思っているだけではなくて、これだけの人が、こういう属性の人が、あるいは実際にそれに対してこういう反応だったという根拠を手にすることによって、アイディアが提案に変わります。

で、最終的には、この提案をプレゼンというかたちで、次回皆さんが集まっていただく時には、お1人ずつプレゼンをしていただきます。このプレゼンが最後、実際によければそれをアイディアとして採用し、販促品を制作していくことになります。

 

提案書の作成

 

アプリ:学生の皆さん、フィールドワークをしっかりやっていただき、リアリティのある提案を楽しみにしています。次回の再会が待ち遠しいですね。

 

◆ ◆ ◆

 

学生による提案

 

─今日は、いよいよ学生がフィールドワークを終えて、それぞれ考えた販促品を提案する会議だ。巨大モニターを使って1人ずつ学生がプレゼンする準備を始めた。

 

アプリ:今日は皆さんの発表を心待ちにしていました。是非リラックスして発表をお願いします。本日のプレゼンですが1人10分の持ち時間。1人7分間を目処としてプレゼンをしてください。質疑応答を3分間行います。
それでは順番によろしくお願いします。

 

《慶応大学 Wさん》

突然ですが、みなさん、10代~30代で一番応援されたい芸能人は誰か知っていますか? 例えば、この方です。その彼をモチーフにしました。ご存知の方も多いと思いますが日めくりカレンダーです。中身はこのようになっていまして、彼の面白い写真とカレンダーとしては異例の120万部数を売り上げたと。

そこで私が今回提案したい販促品は、社員さんの写真が載っている日めくりカレンダーです。アプリの社員さんが応援してくれるカレンダー。実際に社員さんの写真を拝借してイメージの画像を作らせていただきました。

実際の中身としましては、シンプルなもの、ネタも挟んだギャグ系のもの、リラックスするための豆知識系のもの。これを考えるにいたった経緯をこれからご説明させていただきたいと思います。

今回提案するにあたって、参考にしたのは、私自身の経験、また、私のまわりにいるリゾートバイト経験者に聞いてみました。まず、リゾートバイトにくるような人がどのようなタイプに分かれるのかということで、4タイプに分類してみました──(以下、Wさんによるプレゼン/後略)

 

アプリ:質問というか、純粋にすごいなと思いました。通常のカレンダーと化していた今の販促品ではなく、スタッフさんが頑張る為の応援ができている印象ですごく良かったと感じました。しっかりとリゾートバイトへ行く人の分析をしているのがすごいと感じました。ありがとうございます。

 

《慶応大学 Aさん》

まず、初めにアイディアを3つ出して、リゾートバイト経験者にヒアリングを行いました。その中のどれがいいかと選んだものの答えは、目覚め時計です。新規登録見込みのスタッフさんへのアピールをするためには、リゾートバイト中に使うものが大事だということで、最終的に録音機能付き目覚まし時計を提案します。

これの強みは、最初から友達同士でお互いの声を入れて目覚ましにすると、毎日、疲れた時とか、関係が希薄になることもなく、一体感を持つことができる。最後に家に帰ってからも、リゾートバイトが終わりになってからも使える──(以下、Aさんによるプレゼン/後略)

 

アプリ:質問ではないんですけど、私の感じたことです。就業先によっては、出勤が5時半だったりすることもあり、携帯電話でアラームをかけても、なかなか起きられない方もいます。

その対策として、目覚まし時計を買うことを薦める時もあります。録音機能付きだったら、家に帰った後も、思い出として残せるので実用的にもいいかなと思いました。

 

《中央大学 Mさん》

僕が提案させていただくのは、チャレンジノートというもので、スケジュール帳のようなものです。どういったコンテンツかというと、手帳として使えるのはもちろん、目標の設定なども行える、ビジネス型のスケジュール帳。こちらを提案したいと思います。

内容は、まず世界地図があり、今後自分が訪れたい国などが視覚化されます。次に、リゾートバイトなどについてのFAQ。例えば、リゾートバイトやっていて困ってくることなどは、皆同じであることが多いです。且つ、そのリゾートバイトに来られる方の9割くらいが初めての方だったり、皆同じような疑問を持ちます。手帳の中に、そういった部分についてお答えするところが付いてれば良いと思いました。

で、具体的な提案内容といたしましては、目標を可視化できるような手帳を作成。なぜか? 目標を常に目にする。チャレンジしやすくなる。プラン立てをする。枠を作ってあげて、書きやすくしてあげる。

根拠となる統計データがありまして、スケジュール帳に書き込む内容を男女1000人に取ったアンケートがあります。20代から50代まで年齢層があって、さらに20代では約20%が目標や夢を記入している。30代から50代に比べて、20代が圧倒的に夢を手帳に記入している──(以下、Mさんによるプレゼン/後略)

 

アプリ:よく分析されていてすごいなと……後でデータをもう一度見たいと思いました。内容としては単純に良いなと思いました。特に目標を持ったスタッフさんが多く、to doリストを活用している方もいます。

ただ、スマホで管理している方も多いので、あえて手帳は不要かなと思いました。地図が結構良いなと。旅行好きな方も多く、世界地図だと行った場所の記録もしやすいし、良いと思います。ありがとうございます。

 

 

《拓殖大学 Cさん》

僕からは、ストレスリリーサー・グッズの提案です。今回、いきなりなんですけど、グッズのイメージ図をお見せします。こちらは、手を繋ぐ人で、アプリさんのリゾートバイト、世界でいろんな友達をつくって、自分のネットワークを広げるというイメージを提案にしました。

次に、スタッフさんはいろいろ海外に出たいと言っているので、それをサポートするイメージで、地球を描いて、つなぐチャレンジをPRします。さらに、こちらは単純にキャラクターのアプリレンジャーの活用。とりあえず、この3パターンです。

で、提案です。使いやすさや外観を重視しつつ、さりげなく入れること、あと、複数の機能をつけること。一応僕としては、まだ考え中なんですけど、ストレスリリーサーと電球をつける。友人およそ20人にリゾートバイトをするとどんな不安があるかを聞きました。すると人間関係のストレスが多い。そのうち7割以上の人がストレスリリーサーが欲しいと言っていました。

 

アプリ:握ると光るやつ? ちなみに流行ってる?

 

学生:そうですね、雑貨屋とか。結構女子高生の間で流行っています。

 

アプリ:へ~。ありがとうございます。

 

 

《近畿大学 西井香織さん》

私の提案は、『リゾート地でダイエット』となっています。タイトルは、お金も体も手に入れようとする女性の新規登録スタッフの獲得を狙って、今回考えました。現状のダイエットアプリの登録ユーザーでは女性が多いということがわかっています。マーケティング会社の調査によると女性の3人に2人がダイエットアプリを使用しているそうです。

で、その3人中2人が使っているダイエットアプリでは体重に関する機能を最も使っているらしくて、そこから書き込めたりします。今回提案する販促品内容が書き込み式のダイエットマニュアルカレンダーです。1日目、こういうことをして……というカレンダー。

今回、この提案になった理由として、いろいろ考え、他のリゾートバイトにはない付加価値、リゾート地に行きながらできることってなんだろうと考えました──(以下、Nさんによるプレゼン/後略)

 

アプリ:確かに女性誌さんとコラボしたりできますね。リゾート地でダイエットってあまりどこも使ってないフレーズだと思います。きれいな景色で、外で何か活動している風景とかのイメージがあればいいなと思いました。ありがとうございます。

 

《慶応大学 Sさん》

こういった差し入れって、しませんか? コスト削減を重視した、うまい棒のような。私は、ある結婚式場で働いているんですけれど、風船や大根といった差し入れをたまにいただきます。大根1本いただいても嬉しいんですけど、持って帰るのは実際大変。かたちだけの差し入れではだめで、職場で喜ばれる差し入れとはなんでしょう?

1つ1つ100円、120円で、人数配るとなると金額も増えるので、1人1個。全員で1つで済むようなものを考えました。大体1人1部屋においておけばいいものは何か。そこで注目したのが水分補給用のウォータージャグです。今のところ、水分補給は自分でやっていると以前お話いただきました。

では、今の現在の大学生は、アルバイトでどうやって水分補給しているのか? これがそのデータです。おおよそ50%は会社で冷水器やお茶を配っている。40%はお母さんが飲み物を準備するなど自腹。残りの8%はバイトしていない人。40%の人たちに、もし無料で飲めるお茶があったらどうですか?という質問をしました。そうすると60%が欲しいという回答でした──(以下、Sさんによるプレゼン/後略)

 

アプリ:夏に関わらず、水分補給には実際にお金がかかる。ペットボトル飲料を買うより、お金を貯めたいというのが心情で水分補給は課題です。

 

学生:ホントに目立つデザインとかにすれば、もし会社のほうにもありましたら、もう全部同じものを揃えますので、そのまま貼り付けるでいけます。

 

アプリ:いいと思います。ありがとうございます。

 

《青山学院大学 Kさん》

スタッフの皆さんに実際に使っていただきたいということで、今回はリゾートバイトの経験者4人にアンケートした調査をまずご紹介します。1日のうち、睡眠、食事を除いた他の自由時間を平均で約6時間と、結構大きめの数字がわかりました。また、同じ職場で働いているメンバーは3人~10人です。

ここで私が考えたのは、もしかしたらスタッフさんの中には、時間を持て余して暇だなと思っている人も多いのではと。家族や友達と離れて淋しい、他の部屋の同僚の人たちと仲良くなりたい。

そこで、思い切って提案させていただきます。株式会社アプリのオリジナルトランプ。スライドは私がデザインさせていただいたものです。つなぐチャレンジ、あとアプリレンジャーとかを入れたらもっとかわいくなる。

ではなぜ、今、トランプか? カードゲームの人気が日本玩具協会の調査では、29名に聞いたところ、人気の2番目がトランプ。しかし、トランプの保有数は、ゼロ、1の人が50%になっています。これに対して、旅行中、遊んだことがある人、遊びたい人が全体で100%。遊んだことはない、遊びたいと思ったこともないという人はゼロです。

さらに、トランプの遊び方で現在の学生が知っているのは、7~8通り。もし、遊び方がもっと広まればもっと使われます。そこで、トランプが良いと思っています。具体的な実行方法なのですが、渡す時は、スタッフさんが旅立つ時に、「他のスタッフさんと仲良くなってください」と渡す。

利用場面としては、まず最初にバイト先で、他のスタッフさんを巻き込む。トランプなので、ずっとカードを眺めているわけで、つなぐチャレンジなどについての会話も生まれると思います──(以下、Kさんによるプレゼン/後略)

 

アプリ:しっかりとストーリーができていてすごい。トランプにアプリ社員の写真も使えば面白いのかな。全然考えてなかったんですけど、すごい面白いと思います。

 

講 評

 

アプリ:今回ミッションを考えていただく中で、少しでもリゾートバイトであったり、弊社の事を考えていただけただけでも嬉しいです。勝手ながら評価をつけさせていただきましたが、1番、2番というのではなく、良い提案をしてくれた方ベスト3を発表します(3名の名前を読み上げる)。

アイディアの新鮮さであったり、どのくらい論理的にお話ができているのか、あとは事前の調査という部分を指標に選定をしました。もちろんベスト3の方以外の案も非常に斬新なアイディアがあったので、私共としても今後の参考にさせていただければと思います。ありがとうございました。

いろいろと迷いながらベスト3の方を選びました。分析をしていただき、リゾートバイトで働く方の想いや、プロフィールを作ってくれたのを見て、自分たちも初心に戻って考えられました。こちらこそありがとうございました。こちらで締めさせていただきます。

本日はどうもありがとうございました。

 

 

【企業情報】
会社名:株式会社アプリ(Apptli Inc.)
・コーポレートサイト https://apptli.co.jp/
・はたらくどっとこむ https://hataraku.com/
電話番号:03-6311-9833
代表取締役:庄子 潔
本社所在地:〒160-0022
東京都新宿区新宿3-1-22 NSOビル4F
従業員数:124名
年商:50.4億円(2016年度)

 

 

SOMEATTのPR方法を考えよ~企業への提案~

 

SOMEATTのPR方法を考えよ~企業への提案~

企業からのミッションに学生が挑戦する新感覚アルバイト「ミンスタ」。

シナジーネットワークス株式会社(東京都渋谷区)という訪日外国人を気軽にアテンドできるサービス「SOMEATT」運営会社からのミッションです!

 

今回のミッションは、【新サービスSOMEATTのPRを考えよ】

今回は実際に考案したPlanからDoまでセットのミッションです。

 

サービス
http://www.someatt.com/

 

ミッションには3名の学生さんが参加してくれました。

第1回の初回MTGは8月5日、渋谷にあるミンスタのオフィスにて開催されました。

SOMEATTとは、日本を訪れる外国人の方を自分の空いている時間でアテンドできるというサービスです。

 

英語を使って外国人とコミュニケーションしたい方などに最適なサービスです。

 

そしてこのMTGから約1カ月後の9月7日、このサイトの認知度を上げて利用者を増やすためのPR方法を学生さん3名が社長の前でプレゼンしました。

 

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青山学院大学1年 野村さん

SNSと学生団体を利用して大学生をターゲットにしたPR方法を発表しました。

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青山学院大学1年 山本さん

SNSを活用したPR方法を提案しました。

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法政大学3年 柳原さん

多言語対応していない飲食店とのコラボPRを提案しました。

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無事3名10分間のプレゼンを終えることが出来ました!

 

そしてついに、自分で考えた提案内容を実行していくことになりました!!

 

ー続くー

 

【レポート】株式会社サイトビジット 日吉にオープンする資格試験教室の学生集客を考えよ!

 

【レポート】株式会社サイトビジット

日吉にオープンする資格試験教室の学生集客を考えよ!

 

企業からの課題に学生が挑戦する「ミンスタ

 

今回のプロジェクトは資格試験のオンライン学習サービス「資格スクエア」を運営している株式会社サイトビジットさんからのオファーでした。

 

今回のプロジェクトは、
「2017年1月に日吉にオープンするリアルな対面型の資格試験教室の学生を集客する方法を提案する」
というもの。

 

▽プロジェクト依頼記事▽

 

12月8日(木)と12日(月) 説明会

 

初回の説明会を兼ねたミーティングは、12月8日(木)と12日(月)の2回に分けて、五反田駅近くにあるサイトビジットさんのオフィスに集まりました。

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資格スクエアの魅力について講師の先生からお話いただきました。

 

 

 

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先生の熱量に圧倒される学生さん。

 

 

 

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新しくオープンする日吉校について先生から説明をうけます。

 

 

 

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そして、ついに課題を発表!

 

その後ファシリテーターの齋藤さんが課題の整理や今回の課題の解決方法を講義形式で学生さんにお伝えしました。

そして2人1チームでどのようにアンケートを行うかについて議論を行いました。

どの学生さんもそれぞれある程度の道筋が見えたようです。

 

 

 

12月15日(木)と17日(土) ブラッシュアップセミナー

学生さんの考えたアイディアを教えてもらい、そのアイディアのブラッシュアップの方法やどのように伝えたら魅力的に見えるかなどアドバイスを行いました。

 

 

 

20日(火)と22日(木) 発表当日

発表も20日(火)と22日(木)の2回に分けて行いました。

 

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ついに学生のプレゼン開始です!

 

 

 

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講師の先生も真剣に話を聞いてくださります。

 

 

 

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プレゼンに際し、イメージのデザイン画を作っている学生さんもいました。

 

 

 

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更にプレゼンをします。

 

 

 

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先生も学生さんに質問を投げかけます。

 

 

 

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最後の学生のプレゼンが終わりました。

 

 

 

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先生から全体のフィードバックをいただきました。

 

 

今回はみなさんターゲットとなる慶応大学法学部の学生さんにアンケートを行い、そのニーズにそって立案を行いました。

そのため資格スクエア日吉校担当の先生も非常に満足してくださっていました。

 

株式会社アプリ編 ‐「波乱の学生MTG編」第2話

◆動画制作:MovieAction

obi

 

前回、リゾートバイト求人サイト「はたらくどっとこむ」運営会社の株式会社アプリさんから出されたミッションに、学生たちはどういった答えを出すのか、波乱のMTG編!

ミッション:「夏休みにリゾートバイトを利用する学生を200%増やすアイデアを考えて」。

 

obi

 

株式会社アプリ -「リゾートバイトに参加する学生を200%増やすアイデアを考えよ!」第1話

 

ミンスタ オビ

株式会社アプリ編  第1話 「リゾートバイトに参加する学生を200%増やすアイデアを考えよ!」

◆文:小林宥太 /動画制作:MovieAction

obi

 

企業からのミッションに学生が挑戦する新感覚アルバイト「ミンスタ」。
 
今回のミッションはリゾートバイトに特化した求人サイト「▶はたらくどっとこむ」を運営している株式会社アプリさんからのオファー。

 

第1回の初回MTGは3月4日の夕方、株式会社アプリの本社にて開催されました。

新宿駅からほど近いオフィスに集った9人の勇者(学生)たち。

 

アプリさん パーティー画面

 

ここからどんなミッションが発表されるのか、初対面で緊張している学生が多い中まずはアイスブレイクとして学生の自己紹介からプログラムはスタート。1人ずつ軽くご紹介しましょう。

※動画での学年の表記は2016年3月現在となっています。

 

①鶴岡翔子さん

鶴岡翔子さん

上智大学総合人間科学部4年生。NPO法人でのボランティア活動の傍ら、ゼミでは副ゼミ長をつとめ、社会福祉を勉強中。メガネがチャームポイント。

 

 

②北本優葉さん

北本優葉さん

法政大学社会学部2年 大学ではウェブメディアについてのゼミに所属。文章を書くこと、写真を撮ること、何よりも新しい世界を見ることが大好きだそう。マスコミ関係について勉強中。

 

 

③大澤創太くん

大澤創太くん

慶應義塾大学文学部2年生。趣味はカフェ巡り、Twitterという慶応ボーイ。

 

 

④中村真也くん

中村真也くん 法政大学経営学部2年生。モットーは情熱をもってやることということですが、自己紹介は控えめ(笑)某ベンチャー企業で長期インターン中。

 

 

⑤中沢あずささん

中沢あずさ さん 東京外国語大学中国語学科4年生。上海への1年半の留学で中国語はペラペラ。英語も話せるトリリンガル。香港の某自動車メーカーにてマーケティング職のインターンを経験。快活な印象。

 

 

⑥坂田悠人くん

坂田悠人くん 慶應義塾大学環境情報学部4年生。大学では心理学とフランス語を勉強中。学外では、国際ロータリーのRotexという留学生支援団体の代表と、国際平和映像祭での学生代表をしている慶應ボーイ。

 

 

⑦盛合里江さん

盛合里江さん

東京外国語大学英語専攻4年生。留学、営業のインターンなど精力的に活動。

 

 

⑧町田大河くん

町田大河くん

法政大学経営学部2年生。学外ではヒッチハイクを日本に広めることをミッションに掲げる学生団体、AdverHikerの代表をつとめる。学内では、商品企画と消費者行動を通じたマーケティングを行うゼミに所属。

 

 

⑨城間純平くん

城間純平くん

法政大学社会学部4年生。学生ながらミンスタの立ち上げにも参加している。モデル活動もしているイケメン大学生。

 

 

 

本企画に参加したきっかけを話す学生から普段の学生生活での活動内容、趣味やアルバイト、インターンの内容などを話す学生まで様々ですが、大学1年でベンチャー企業での長期インターンシップを経験している学生や、留学経験のある学生など積極的に活動している学生が多く参加しているよう。

 

今後のアウトプットにも期待ができるメンバーが集まっています。

 

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自己紹介後はいよいよ、株式会社アプリの社員から今回の企画概要説明へ。

 

 

司会を務めたのは主任の大原さんと藤根さん。まずは株式会社アプリの会社説明から。

アプリ 大原さん 藤根さん

 

 

◯14年目を迎える派遣会社

 

◯リゾート地へのアルバイト派遣に特化

 

◯様々なバックグラウンドを持った社員が多数在籍

 

 

会社概要を要約するとこういうイメージ。オフィス内にフィギアも置かれている「アプリレンジャー」というリゾートバイトのマスコットキャラクターがスライドの随所に登場して可愛らしい。

 

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アプリレンジャーのLINEスタンプも好評発売中だそう。ぜひチェックしてみてくださいね!

 

※アプリレンジャーのLINEスタンプ

https://store.line.me/stickershop/product/1154434/ja

 

 

 

ここからは若手の藤根さんにバトンタッチ!!!

 

前職はサッカーの先生ということで、社員さんのバックグラウンドが様々だ、という大原さんの説明を思い出します。

 

 

「自称優しいお兄さん」、藤根さんは今年33歳で、自身も学生時代にアプリ経由で働いたことのあるリゾートバイト経験者だそう。

 

実際に働き始めるまでの流れの概要や、藤根さん自身の経験談を交えつつ、少しずつミッション参加学生たちの中にもリゾートバイトのイメージが出来てきたでしょうか。

 

 

最後には昨年夏に働いていただいた学生スタッフさんの意見が紹介されました。

 

 

◯リゾート地で周りに山や海以外何もないのがいい。休みの日は温泉に入ってゆっくりできる。

 

◯アプリでのバイトが初めての人も多く、未経験も可の職場もある

 

 

他にも様々な生の意見を知ることができました。(座談会の様子の詳細はこちらから。)

 

 

 

さて、再び大原さんにバトンタッチ!!!ここからいよいよミッションの説明です。

 

 

「2016年、リゾートバイトに参加する学生を200%増やすアイデアを考えよ!」

 

 

 

夏の学生スタッフの募集案の企画及び運用が今回のミッション。型にはまらない新しいアイデアが求められています。匙は投げられました。ミッションスタートです。

 

株式会社アプリ ミッション

 

しかしそこで、さていきなり企画を考えてください、とならないところがこの「ミンスタ」の良いところ。ファシリテーターの石塚さんによる講義の時間が取られています。

 

石塚裕介氏

 

ここで石塚さんからまず、最終的なアルバイト参加者を増やすためには、「集客」と「転換」の2つの施策が考えられる、とのアドバイスが入ります。

 

「集客」とはどうやってより応募者を集客するかを考えること、「転換」とはどうやって応募から実際の就業率を高めるかを考えること。

 

 

最初に軸を持って考えることでよりよい施策をアウトプットできる。石塚さんの指摘から「集客」チームと「転換」チームのチーム分けが完成。いよいよ企画のワークがスタートしました。

 

 

とはいえまだまだ打ち解けきっていない様子のメンバーたち。まずは連絡先交換をしつつ、改めて自己紹介をして仲良くなることから始めます。

ライングループを作ったりFacebookを交換したり、用意されたお菓子を食べながらざっくばらんに話しています。

 

 

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集客チームは比較的和やかな雰囲気で話しつつ、学生だけで色々とアイデアをブレストしている様子。

 

 

一方の転換チームは、ライン交換もそこそこにアイデアを個人ワークで考え始める真面目さが目立ちます。アプリ側の社員にも、積極的に質問をしながら概要説明では得られなかった情報のインプットに集中している様子。

 

 

メンバーの一人が発言した「種を蒔いておいて、そこにみんなで水をあげて花を咲かせましょう」というフレーズが印象的でした。

 

とはいえチームワークはまだまだこれから。今後に期待です。

 

 

夜も遅くなってきたので、一旦次回のMTG日を各チームで決定してから初回MTGは終了!やる気満々の勇者たちは果たしてどんなアウトプットを見せてくれるのか・・・乞うご期待!(次回に続く)

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