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就活を終えた4年生に、効果的な就活の準備、乗り越え方を聞く (後半)

 

会社を見切るポイント、前に進めるポイントは?

 

 

~ この会社はないなという見切るポイントはどういうところですか? 

 

柳原:人で皆判断していますね。私が断ったケースは、人事兼営業の人がいた会社だった。あんまり中小企業なので、人事だけの人ではなくて、その人がいて、社長さんもいた。その社長さんの方の言葉には響いた。なんだけど、もう1人の社員の方すごく浅かった。

どういう事を先輩から学んだかとか聞いたとき、その人が尊敬している先輩のやっていることがどうもちゃらんぽらんに聞こえて。私からすれば、この人が先輩になるのか? 違うと。社長さんはすごくいい人だけど、社員さんがちょっとなと思っちゃった。そこでお断りしました。

でも内定した企業さんの方は、人事ではあったが、かなり私の心を掴んだ人だった。そのまま進もうとなった。働き方が魅力的だなっていうのがあって、その人自自身もすごく魅力的に感じたんですけど、この人を上司にしたらとか、それ以上にその人のやってきたことに憧れというか、その人は、社長の秘書を5年やって、人事部の他の部署の営業部の会議に出て、勝手に意見言って、そしたら「それいいですね!」と意見が通ったらしい。自分も上から言われた事だけじゃなくて、自分もやりたい事を発信してできるような環境に自分でしていけたと。

あっ、そういうのが自分次第でできる会社なんだって思った。自分次第で周囲を動かせる働き方がしたいなって、お客さんとたくさん触れ合いたいというよりは、一緒に働く人とたくさん触れ合いたい。私のサークルでも3人でミーティングしてるよりも10人でミーティングしてるほうが楽しい。

その会社の面接のときもガラス張りで他の社内ミーティングの様子が見れて、それは部署を超えて議論しているらしく、すごく魅力的だなと。それを聞いた時に、ああこういう働き方ができる会社なんだなと。そこから選考が進んでいって、もう毎回、他の会社も含めた選考の中で振り返ってみると、他の会社が選択から落ちていった。

反対に、大手企業でありがちなのが、一方通行。集団面接。ありがとうございました!というパターン。説明会の段階では企業はいろんな魅力を伝えてくるが、その後は企業側は何の魅力を伝えてこないっていう。更に面接官が「君はこういうところがいいから、自分たちはいっしょにこういうことがやっていきたいんだ」というようなことはまずないです。

一方、内定した会社の担当の方は毎回コミュニケーションがあって、1対1のとき、必ず向こうが勝手にしゃべりだすし、めっちゃ気軽に話してくるので、こちらもすごいアピールしていくことができた。求められているというより、より面接を進める段階で、お互いを理解しあえて、かつ更に思う、更に思うみたいな。より確実に、入社が適合していってるなっていうのが確信を持てた。安心感がありました。

一方通行だとやっぱりね。私にとってホントにいい会社と思え、私自身が、それは中小企業で、かつ人を大切にしてる会社だからやって、できてる事なんだなと思って、決まりました。

 

やりたいことがわからない人が多いが、軸はどう探せばよいのか?

 

~ 学生に対して、軸の探し方とかアドバイスをお願いします。

 

柳原:多くの学生は何がやりたいかよくわからない。6:4で、6割はわからない。でもあとの4割もどういう理由でやりたいのか、本当にやりたいのか、薄っぺらいのか、わかんないんですよ。やりたいこと自体、分かんないで受けまくってる人は6割ってことです。

で、そのやりたい事がわかんない人が、どうやって軸を探すかっていうと、私の場合は、その会社で働いてる人たちにやりがいを聞いたりとか、どういう目的で仕事をしているのか聞いた。最初、何回かいろんな業界を見てて、ITの業界の人たちは、革命を起こしたいとか、結構大きな目的があって、壮大なビジョンを話されることが多い。

でも、私とは全然違うなと共感できなかったし、自分がそのIT業界にいく理由を見つけられなかった。IT業界違うのかなと思って、やめました。

じゃ何が軸なんだろうなと思って、飲食業界の人の話をきいて、笑顔にしたいというのはなんだろうと考え始めた。その時、エネルギー業界も見たんですけど、モチベーションは何ですかと質問すると、ぶっちゃけお金とか。それは正直でいいんですけどね。

で、強いて言えば、あらゆる人の生活の基盤を支えてるということらしい。人の基盤、土台になりたいかっていうと、それも違うなと思った。自分に1番近い人達のマイナスをプラス、プラスをさらにプラスアルファにすることを私はしたいなっていうこと。それを提供するのが私は、笑顔にしたいっていうのがあったので、そこにはまる企業は「そうですね。」とか共感をもてイメージできるという事が多かった。

 

~ 後輩の学生に対して具体的にやっておくといいことについて教えてください。

 

柳原:どうやって軸を探せばいいか?についてお薦めしたいのは、自分が頑張った事を記事にしておく、言葉に残しておくてっていうのは大事。就職活動する時に、過去を振り返る。大体、大学時代に力を入れた事はいざとなるとなかなか思い出せない。その時、思い出す材料になる。

私の場合は、2年生の時の活動をHPに載せていて、それを全部かきあつめたり。あとは学生団体でFacebookに毎回イベントの様子を載せていたのでその時の苦労とか、何が1番楽しかったのかと鮮明に思い出せる。

実は、その時は結構具体的な工夫をしたりしているわけ。そういう工夫を思い出したり、探ったりして書けたなっていうのがあったので、自分でがんばった事を記事にまとめておく、言葉にしておく。自己分析する時や、エントリーシート書く時にも鮮明に思い出せるので大事かなと思いました。

軸探しについても、自分が何したいか分からない人の軸探しはどうすればよいのか?大学の課外活動は、軸に繋がるんじゃないかと思っていて、私がやってる事もボランティアや復興支援じゃないし、日本文化の知らない部分を発見し、情報発信していこうというもの。そもそも自分が頑張れたところじゃないと、軸にしても語れない。何をやりたいか分かんない人は、自分が頑張れたことの要素を出していく作業が必要かな。

高校までだと自分ができる事が制限される。大学生活は自由なので、ボランティア、サークル、バイト その中で、自分が力入れたなと言えるものがあるが、高校までの過程は、自己PRに使う性格的なところで分析はした。人の意見に惑わされないとか、割と胆が据わってるはずだと。そういう要素があった。

母親に話を聞いたりとかして、私幼稚園の時どうだったか聞いた。ああ性格的にこうなんだと認知できた。自己PRもいろんな自己PRの仕方がある。母親の話をきいて、高校生より前の自分らしいを発見する。

あと私、おばあちゃんに話を聞きましたね。おばあちゃんにお母さんどういう人だった? 母親に私の話を聞いたうえで、さらにおばあちゃんにお母さんどういう人だった?と聞いていくと、感覚でしっくりきました。というように、自分のPRにつながるようなことを普段から意識していると、うまく材料が集められていくと思いますね。

 

~ なかなか、先輩にかしこまって聞きづらいこともあったのですが、いろいろ丁寧に具体的なアドバイスありがとうございました。

 

柳原:今お話ししたことは、ほんの一部なので、また困ったら聞きに来てください。